菓心おおすが本店

用途:和菓子屋
敷地:滋賀県彦根市
竣工:2020.03
和紙:ハタノワタル
左官:奥野左官
家具:秋友家具製作室
銅板:渡辺遼
造園:京庭なる井
暖簾:fabricscape
照明計画:newlightpottery
施工:髙岸工務店
恊働:アトリエソルト(藤原洋司)
写真:臼井淳一

滋賀県彦根市、彦根城のお膝元にある昭和28年創業の歴史ある和菓子屋、
菓心おおすが 本店のリューアルのプロジェクトである。

「材料はええもん使わなあかん」先代の口癖だったそうだ。
厳選した素材をつかうこと、おおすがのお菓子づくりの原点であり現在も
大切にされているそのこだわりや世界観を表現することが我々の課題とされた。

職人の手で一つ一つ丁寧に仕上げられていく菓子や長く使い込まれた
その道具と同じく、店内外を伝統工法・自然素材、手作業が感じられるものを
内・外、機能をシンプルに構成し不要な主張を取り除くことで、
おおすがのお菓子がもつ飾らない、優しい空気感にそっと寄り添わせ、
素直に共存させることで全体を彩った。
 
この場所で時間と新たな記憶、歴史を刻んでいくことを楽しみにしている。