菓心おおすがJR京都伊勢丹店

用途:和菓子屋
敷地:京都府京都市(JR京都伊勢丹)
竣工:2019.10
クライアント:株式会社大菅製菓
施工:髙岸工務店
和紙:ハタノワタル
家具:秋友家具製作室
恊働:アトリエソルト(藤原洋司)
写真:臼井淳一

滋賀県彦根市、彦根城のお膝元にある昭和28年創業の歴史ある和菓子屋、
菓心おおすがのJR京都伊勢丹店だ。

おおすがのお菓子がもつ、飾らない、優しい空気感を、
百貨店の地下食品売り場という雑多かつ素材・照明・寸法など
制約・制限、フォーマットに沿う形で表現することが求められた。

テナントは隣の他店とつながっている中で、見せる情報をシンプルに
商品のみに焦点を当てることとし、陳列するケースを構成するマテリアルは
自然素材、エッジを消したディテールと百貨店らしからぬ
素朴な表情で主張を消すことで他店との差別化に成功した。